富士電波工機株式会社
注目ポイント
4つの加熱技術を活用し、材料・形状・サイズ・工程・処理条件に合わせたオーダーメイド装置を製作いたします。
こんなお困りごとはありませんか?
・加熱・乾燥時間の短縮
・加熱ムラの改善
・加熱源の電化
・省エネルギー化
・脱炭素 / カーボンニュートラルの推進
・人手不足・自動化への対応
・既存設備では対応できない材料の処理
これらの問題を解決する装置を本展示ではご紹介します。
具体的には、先の4種の装置群のうち高周波誘電加熱・マイクロ波加熱を最初の項目で、高周波誘導加熱を次の項目で扱います。
加熱対象・原理・特徴・装置例の4つを各項目でご紹介いたしますので、ぜひご覧ください。
マイクロ波加熱・高周波誘電加熱
絶縁体を素早く加熱!
弊社で扱っている4つの加熱技術のうち、マイクロ波加熱・高周波誘電加熱をご紹介いたします。
これらの加熱は電子レンジと同原理で加熱するものです。工業用の大きく、出力が強い電子レンジとイメージしていただければ幸いです。電子レンジの持つ加熱の早さ、制御性の高さを兼ね備えた加熱方法となっており、省エネルギーや脱炭素・カーボンニュートラルへの取り組みに非常に有用です。
電子レンジと聞くと水分がなければ加熱ができないとイメージされがちですが、そんなことはありません。セラミックスなどの樹脂なども本加熱方法で加熱することができます。
本項ではマイクロ波乾燥装置、木材乾燥装置、高周波プレヒーターの3つをご紹介いたします。
【加熱の特長】
高周波誘電・マイクロ波加熱は対象を瞬時に自己発熱させるため加熱効率が良く、省エネルギー・クリーンな加熱として様々な市場で活用されています。
●急速加熱 (加熱時間が短い)
対象が自己発熱するため短時間で加熱
●内部加熱 (被加熱の内部まで加熱出来る)
対象全体で電磁波が熱に変換される為、内側と外側が同時に加熱される
●選択加熱 (エネルギー効率が高い)
損失の大きな対象を選択的に加熱し効率良く加熱
●高い制御性
瞬時に起動・停止。出力調整で温度コントロールも容易
各種装置紹介
本装置はマイクロ波加熱を利用した乾燥装置です。
マイクロ波加熱は対象物の全方向から加熱できるため、形状が不定形な物体(例:食品、複雑な部品など)の加熱に適しています。一方、本装置のように水分を加熱し蒸発、乾燥させる、といった例も多数あります。
ガスや熱風、ヒーターでの加熱とは違い内部から加熱するため様々な利点があります。
例えば食品乾燥の場合、ふわっとした仕上がりになり食感が改善するなど製品の品質向上・安定が一例として挙げられます。他には、熱風などを併用して湿度管理や加熱ムラの解消を図るケースもあります。
次に紹介する高周波誘電加熱とは似て非なるものであるため、実際の装置仕様検討時には両者を比較しながら加熱したいものなど、お客様のご要望に合わせて加熱方式の選定を行います。
本装置は高周波誘導加熱を利用した木材乾燥用の装置です。幅10数メートルに及ぶ木材を従来より短時間で均一に加熱することが出来ます。木材に限らず、こうしたサイズの大きいものを均一に加熱したい、という場合は高周波誘電加熱が適しています。
高周波誘電加熱は電極を使って加熱部分選択が可能で、形状が一定の物体(例:板状、円柱状など)の加熱に適しています。
本装置は高周波プレヒーターと呼ばれる装置です。
名前の通り加工前に温めておき、その後の加工効率・品質向上を図ることを目的とする装置です。
メラミンやエポキシなどの熱硬化性樹脂の加熱にも使用されており、作り続けて60年以上愛されている弊社自慢の装置です。
加熱物の大きさによってはわずか1分足らずで100℃付近まで加熱することが出来るため、後工程の成型においてにかかる時間が短縮されます。
さらに、予熱をすることにより品質も上がるため、熱硬化性樹脂の成型には欠かせない装置となっています。
発振する周波数に始まり装置の構造などの標準仕様が定まっているため、安定した品質の装置を比較的短い納期で出荷することができます。
装置の構造の分類でいうと、先に挙げた高周波誘電加熱に分類されます。本装置は加熱するものが小さいことや、必要な出力の小ささにより先に挙げた装置より大幅な小型化に成功しています。
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高周波誘導加熱
金属を素早く加熱!
高周波誘導加熱装置とは、高周波電流を利用して被加熱体を自己発熱させる装置です。非接触で被加熱体を自己発熱させることができ、加熱や熱処理はもちろん、接合・溶着・溶解・コーティング・焼ばめなどあらゆる用途で活用されています。
IHクッキングヒーターと同様の原理により被加熱体を自己発熱させるため、短時間で高温の加熱が可能です。ガス炉などに比べて加熱効率も高く、省エネルギー化にも繋がります。ピンポイントの加熱や温度管理も容易なため、作業効率や品質の向上が期待できるのも高周波誘導加熱装置の大きな特徴です。
【特徴】
誘導加熱は省エネルギー・クリーンな加熱方式で、加熱の制御が高く自動化や省力化を目的とし、今日迄生産に研究に広く採用されております。また、以下のような特徴があります。
●加熱精度・操作性が良い
●コイル・周波数を検討し加熱範囲の選択とコントロールが可能(加熱範囲を全体から局部迄選択が可能)
●雰囲気〈真空、高真空、大気、加圧、ガス(窒素、ヘリウム、アルゴン)〉中でも加熱出来る
●温度範囲 -196℃~2500℃
●設備占有面積が小さい
溶解装置・材料試験装置
本装置は高周波誘導加熱を用いて金属を溶解する装置です。
近年の事例では弊社初の自動傾注システムの実現に成功しており、品質の安定化、人手不足の解消といった問題の解決の一助となっています。
傾注の速さ、傾きや炉内にある型を設置するためのテーブルの高さ、るつぼの振動スピードや振動幅まで細かくレシピを設定することができます。
また、真鍮・鉄・タングステンなど幅広い金属の溶解に対応可能な装置となっており、大気に始まり真空、窒素などの様々な雰囲気での溶解にも対応できます。
【溶解種類例】
・大気溶解
・真空溶解
・浮遊溶解
本装置は金属材料試験装置という名称の装置です。
こちらの装置は誘導加熱技術を用いて加熱を、油圧サーボ制御により加工を制御しています。また、温度・膨張・荷重・変位の4種類のデータが計測可能となっています。以上の技術を用いて金属を加熱、冷却した際の応力、歪みや変態点を検出し、材料の研究、評価をする装置です。
弊社のロングセラー商品で、様々な研究機関様にご愛用いただいております。
【特徴】
1)高周波誘導による加熱、ガスや水による冷却システム、真空やガスなどの雰囲気調整システムにより目的に応じた試験環境が容易に作成できます。
2)油圧サーボシステムにより、低速から高速まで目的の加工プロセスを再現できます。
3)非常に短い間隔での高速データ読み込みにより正確なデータ測定が可能となります。また、任意のパターン作成によりありとあらゆるパターンでの試験を実行できます。
【実行可能試験】
①単軸圧縮加工
②平面歪加工
③薄板試験
④引張加工
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出展社情報
富士電波工機株式会社
- 会社概要
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弊社は創業70年を超える歴史をもち、本社を埼玉県鶴ヶ島市、名古屋と大阪に営業所と、国内に3拠点を構えております。海外でも協力会社様と連携し、多くの取引をさせていただいております。
創業以来、電磁波応用技術を通じて省エネルギーや脱炭素、生産性の向上に貢献してまいりました。
電子レンジと同様の原理の誘電加熱、マイクロ波加熱、IHと同原理の誘導加熱、SPS(放電プラズマ焼結)の4種類の加熱方法を扱い、幅広い物質を対象にすることが出来ます。
加熱・乾燥・溶解・接合など加熱工程に関するお困りごとであれば何でもご相談ください。
【創設】 昭和23年9月
【設立】 昭和29年11月
【資本金】 9800万円
【事業内容】 電磁波応用装置、電子応用機器、高周波電気炉、
SPS焼結装置ならびに材料試験装置の製造販売
【本社工場】 埼玉県鶴ヶ島市富士見6-2-22
【営業所】 大阪営業所、名古屋営業所
【代理店】
K&D Technology Incorporated Ken Cluckey(北米・中米地区)
TB Global Technologies LTD. (アメリカ、ロシア/CIS諸国)
COMASINT(欧州地域)
Machine Technology LTD.(欧州地域)
香港創元社(中国全域)
榮大貿易(台湾)
Shimadzu Scientific Korea Corp.(韓国)
FUJI R.F. APPLICATIONS(S)PTE.LTD. (シンガポール)
『取扱製品』
【誘導加熱】 誘導加熱応用装置、金属材料試験研究用装置、各種電源・デバイス
【誘電加熱】 誘電加熱応用装置、マイクロ波加熱応用装置、各種電源・デバイス
【SPS】 SPS焼結装置
【その他】 超音波加熱、通電加熱、赤外線加熱 など
【対象業界】
自動車、建設機械、金属材料、金属粉末、電機、空調、
機械工具、測定機器、溶接、樹脂、ゴム工業、繊維工業、
食品工業、木材・紙工業、セラミックス工業、化学工業、
印刷、医療・医薬品、その他