三菱重工サーマルシステムズ株式会社
注目ポイント
工場の生産設備熱源のヒートポンプ化については省エネ効果やCO2排出量の大幅な削減が期待される一方で、まだまだ導入実績が少なく、生産工程へ導入するハードルが高い状況にあります。
脱炭素分野での実績を誇る三菱重工のグループ会社として、当社は「ヒートポンプ製品」でお客様の既存設備から排出されるCO₂の削減に寄与します。
CO2排出量の多い製造工場への導入事例を通して、ヒートポンプのCO2排出量の削減の事例を紹介します。
三菱重工のヒートポンプ製品一覧 ~サーマルシステムエンジニアリング~
機械工場のソリューション(例)
工場など産業施設では、生産工程で大量の温熱・冷熱が必要とされ、その熱需要に対応するため燃焼式ボイラー・チラーなどで温熱・冷熱がつくられます。
つくられた温熱は製造ラインで使われた後、排熱という形で工場外に捨てられます。
せっかくのお金とエネルギーを使ってつくった温熱・冷熱をもう少し有効に活用できないか、そこで提案するのがサーマルシステムエンジニアリングです。
三菱重工サーマルシステムズでは、排熱回収ヒートポンプ・業務用ヒートポンプなど数多くのヒートポンプ機器を製品化しています。
また、熱源機器としてターボ冷凍機、空冷ヒートポンプチラーなど数多く取り揃え、-45℃~90℃迄、業務用から産業用まで幅広く対応しています。
個々の製品の省エネを超えて、製品を組み合わせてお客様のお役に立てる最適なサーマルエンジニアリングが可能です。
サーマルシステムエンジニアリングの提案、熱源機 ~ 排熱回収ヒートポンプ、ターボ冷凍機 ~
工場向けのヒートポンプ製品のサーマルシステムエンジニアリング提案内容、熱源機、工場での導入事例について紹介します。
◆ 飲料工場でのサーマルシステムエンジニアリングの提案をご紹介します。
◆ 排熱回収温水ヒートポンプ、ターボ冷凍機で排熱について考えてみませんか。
◆ 90℃の熱風で「空気熱源 熱風発生装置 熱pu-ton」は、工場の空調、塗装用にお応えします。
◆ マイナス7℃の極寒でも90℃温水を供給する「業務用エコキュート」Q-tonは、工場の浴槽や厨房の温水に最適です。
◆ 当社工場でのヒートポンプを使用した脱ボイラの取り組みをご紹介、CO2排出量を大幅削減します。
◆ 工場導入事例1 ~ 熱Pu-ton ~
工場暖房への高効率ヒートポンプの導入により、 CO2排出量・ランニングコストを削減。管理も簡略化へ。
東プレ九州株式会社様は、2001年に設立し、東プレ株式会社の加工技術を引き継ぎ、開発から生産まで一貫生産体制で難易度の高い自動車金属部品を製造しています。
ピラーなどの自動車金属部品を生産しており、成型から組立まで一貫工程を備えており、大きな強みの一つがハイテン材(高張力鋼板)の加工技術で、大幅な軽量化を実現し、加工技術を通して車社会の安全と環境配慮をサポートしています。
世界中でカーボンニュートラル(以下CN)に向けた動きが進む中、2021年より毎年400kWの太陽光発電を導入、2030年度目途まで継続実施し、省エネ対策と合わせて、2030年度には2013年度比でエネルギー原単位の半減を目指す目標を掲げています。
環境配慮型製品の開発生産拠点の構築と、最先端の技術を導入し各方面から評価いただけるような将来を見据えた工場づくりを目指しています。
既設タンク流用によりイニシャルコストも低減。電気容量降下も実現。
東プレ九州株式会社様は、2001年に設立し、東プレ株式会社の加工技術を引き継ぎ、開発から生産まで一貫生産体制で難易度の高い自動車金属部品を製造しています。
ピラーなどの自動車金属部品を生産しており、成型から組立まで一貫工程を備えています。
大きな強みの一つがハイテン材(高張力鋼板)の加工技術で、大幅な軽量化を実現し、加工技術を通して車社会の安全と環境配慮をサポートしています。
世界中でカーボンニュートラル(以下CN)に向けた動きが進む中、2021年より毎年400kWの太陽光発電を導入、2030年度目途まで継続実施し、省エネ対策と合わせて、2030年度には2013年度比でエネルギー原単位の半減を目指す目標を掲げています。
環境配慮型製品の開発生産拠点の構築と、最先端の技術を導入し各方面から評価いただけるような将来を見据えた工場づくりを目指しています。
冬季の暖房設備を重油温風暖房機からヒートポンプに変更することで、年間約51トンのCO2排出量削減、年間約140万円のランニングコスト削減を達成。工事も簡便で、ダクトなど既存設備に直付けで簡単に取り付けができ、従業員の皆様からも好評を得ており、本取り組みをきっかけに同工場内のもう1ラインに2024年11月に追加整備され完工。
これにより老朽化した重油温風暖房機の燃料油タンクの管理も不要になりました。
「熱Pu-ton導入後、休み明けにシール材が寒さで硬化して出ないというトラブルがなくなりました。暖房も好評ですが、修理の為にラインを止める必要がなくなったこと、消防法の管理も不要となり、重油の購入予測不要となったことは大きなメリット」と話す技術部の上野係長様。
ヒートポンプでの工場暖房空調を諦めていたところ熱Pu-tonに巡り合い、既存の設備を活かした理想的なシステムが構築できたとご評価いただいています。
60℃~90℃の熱風を効率的に供給する高効率ヒートポンプ式熱風発生装置。(30kW)
空気熱源であり、空調機と同じように施工が可能で、
工場の乾燥工程などの用途に使用できます。
ランニングコスト削減にもつながります。
2018年省エネ大賞 省エネルギーセンター長を受賞!
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◆ 工場導入事例2 ~業務用エコキュート~
CO2冷媒で環境にやさしく、極寒地での格段の運転効率優位性で、冬季の安定供給でも魅力。
平成14年3月1日に河北神宝印刷会社を設立し、明治30年創刊の「河北新報」のモアページ、モアカラー化に対応するための印刷拠点として、印刷センターを設立しました。
明治30年創刊された「河北新報」を安定発行するための印刷・発送部門を担う施設で、高速オフセット輪転機で安定発行を支えています。
河北新報社を通信と下企業グループにおける社会貢献の一環として、「地球にやさしくM社会貢献・地域貢献」を合言葉に、環境負荷の軽減に取り組んでいます。
既設タンク流用によりイニシャルコストも低減。電気容量降下も実現。
環境負荷軽減は、企業グループの合言葉。
環境負荷を考慮し、ボイラーと比べてCO2排出量が少ない空冷ヒートポンプ温水器が導入されていましたが、経年劣化の入替で自然冷媒CO2ヒートポンプ給湯器「Q-TON」を紹介いただきました。
キュートンは、極寒下での運転効率に格段の優位性があり、冬期の安定給湯と、通年での省エネ化に期待できるとの設備業者様の紹介の通り、
冬期平均気温が氷点下を下回るこの地区でも、実際にキュートン導入後は、期待通り冬期安定給湯と通年省エネ化を図ることができています。
既設タンクも流用出来て、イニシャルコストの低減にも成功しました。
電気容量効果も実現しています。
エコタッチリモコンで必要な時間に必要な量だけ給湯も可能でとなり、省エネ性を高めることが出来ました。
業務用エコキュート「Q-ton」
自然冷媒CO2冷媒を使用した、業務用エコキュート。
年間加熱効率4.0を達成し、ランニングコストとCO2排出量を大幅削減可能。
‐7℃まで性能低下がなく、最高90℃の温水供給が可能。
エコタッチリモコンで、湯量を一目で確認でき管理しやすいです。
◆ 工場導入事例3 ~MSV、Q-ton Circulation、熱Pu-ton~
工場・工程でのCO2排出量削減、省エネ化。ヒートポンプへ置き換え、生産設備熱源の脱蒸気ボイラを実現
工場の生産設備熱源のヒートポンプ化については省エネ効果やCO2排出量の大幅な削減が期待される一方で、まだまだ導入実績が少なく、生産工程へ導入するハードルが高い状況にあります。
当社はヒートポンプメーカーの工場として積極的にボイラからの代替を推進し、コストメリットの実証と実用面の懸念解消に取り組みました。
7年にわたる製造現場主体の取り組みで、工場の生産設備熱源(上図)を蒸気ボイラからヒートポンプに転換し、
2023年度省エネ大賞(省エネ事例部門)を受賞した事例をご紹介します。
生産設備熱源設備単独で、原油換算削減20%、CO2排出量40%削減を実現。
蒸気ボイラから置換→ 【用途】部品洗浄工程 55℃温水 空冷ヒートポンプチラーMSV
表面処理工程 75℃温水 循環加温ヒートポンプQ-ton Circulation
ボイラからヒートポンプシステムの基本仕様を確立し省エネを実現。
熱源機を屋外ではなく屋内設置し、MSVの出す排熱(冷風)を、屋内空調補助として活かすことで、冷風回収期間は一部空調機を停止でき、夏季のエアコン電力削減に寄与しています。
熱中症対策が法令化した昨今、工場温作業環境改善にも貢献できます。
一部の表面処理(化成)工程では、ヒートポンプ使用温度の上限を超えた処理温度90℃の工程があり、ヒートポンプ適用が困難でしたが、
対策として、より低い温度で同等の処理ができる低温表面処理剤を探し出し、1年以上の信頼性評価試験の末に、70℃±5℃で使用可能な低温処理剤へ切り換えました。
低温表面処理剤への切り替えと循環加温ヒートポンプ「Q-ton Circulation」との組み合わせにより、ヒートポンプ化を実現しています。
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出展社情報
三菱重工サーマルシステムズ株式会社
- 会社概要
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三菱重工グループは、2021年10月に発表した中期事業計画である「2021事業計画」において、2040年カーボンニュートラル “MISSION NET ZERO” を宣言しました。カーボンニュートラル社会の実現は地球規模の課題です。脱炭素分野での実績を誇る三菱重工のグループ会社として、当社は「ヒートポンプ製品」でお客様の既存設備から排出されるCO₂の削減に寄与します。
世界を熱で過ごしやすく。
「冷熱製品を通じて全世界で過ごしやすい環境を作るお手伝いをする」という私たちの思いをこのタグライン「世界を熱で過ごしやすく。」という言葉に込め、実現していくべく、お客さまにより良い製品、ソリューションをタイムリーに提供するため、商品開発力の向上に努めています。