基調講演

エネルギー政策の方向性について

小高 篤志 氏

経済産業省 資源エネルギー庁 長官官房 総務課 戦略企画室 室長
小高 篤志 氏

経歴
1981年生まれ、茨城県出身。2005年経済産業省入省。2012年米国留学（ミシガン大学・UCバークレー ロースクール）、2014年資源エネルギー庁新エネルギー対策課、2016年環境省大臣官房総務課、2018年資源エネルギー庁総務課（特別会計担当）、2020年中小企業庁総務課、2021年大臣官房総務課、2023年７月から現職。
要旨
本年５月より、次期エネルギー基本計画について検討を開始しており、ＧＸ2040ビジョンの策定と一体的に、ロシアによるウクライナ侵略や中東情勢緊迫化、電力需要増加の可能性、経済安全保障の要請の高まり、革新技術の登場といった我が国を取り巻くエネルギー情勢の変化や、脱炭素電源の現状と課題、燃料供給の安定的な確保などの様々な論点について議論を行っている。本日はこうした議論の状況やヒートポンプに期待する役割について御紹介する。