ミクロ電子株式会社
注目ポイント
マイクロ波の特長である直接加熱、内部加熱、選択加熱を活かしてカーボンニュートラルや
高付加価値の製品製造に貢献します。ミクロ電子の産業用マイクロ波加熱装置は
ゴム、セラミックス、食品、医薬、化学他、様々な業界で長年に渡り使用されています。
各種テスト装置によるテストを実施/検証し、お客様の課題解決に向けてご提案いたします。
マイクロ波加熱に興味があれば是非お問い合わせください。
ゴム関連のマイクロ波加熱装置
マイクロ波ゴム連続加硫装置(UHF)
・自動車の窓枠やドア回りのシール材として使用されているウェザーストリップの製造装置
・1973年の創業の切っ掛けになった装置
・現在までに世界18ヶ国700ライン以上出荷
・ゴムは熱伝導性があまり良くなく、外部加熱では中心まで昇温するために時間が掛かるが、
マイクロ波であれば内部加熱によって中心まで迅速に昇温することが可能である。
・外部加熱からマイクロ波に切り替えたことでライン長が1/3まで短縮されたケースもある
・ライン速度10~20m/min UHF通過時間約30秒 初期温度70℃ 通過後温度200℃
・マイクロ波加熱装置がUHF、熱風加熱装置がHAVと呼ばれている
ゴム予熱装置
・ゴム原材料を混錬しやすい温度まで予熱するマイクロ波加熱装置
・ゴム製品は原材料に様々な配合をしてゴムの性能を得ている
・従来は冬季期間倉庫を常に暖房やヒータで加温していた
・マイクロ波を使用すると34kg×2の原材料を10分程度で目的温度まで昇温可能
・ゴム種は天然ゴム、EPDM、ブチル等、多岐にわたる
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食品関連のマイクロ波加熱装置
食品の加熱、膨化、乾燥、殺菌
電子レンジと同等の加熱方法であるマイクロ波は食品関連でも使用されます。
インスタントのうどんに入っている油揚げ、お煎餅のおかきの膨化や、
茶葉、ごまの火入れ焙煎等で使用されています。
一部のもやしでは発芽前の原料豆のカビを殺菌する用途でも使用されます。
食品膨化装置とマイクロドラム
・カップ麺の材料(油揚げ等)やおかき(揚げ煎餅)で使用
・製品内部の水分を急激に沸騰させて膨張させることで内側から膨らませる
・マイクロ波でしか得られない食感が得られる、油を使う工程が減るといった付加価値がある。
・油で揚げる工程がマイクロ波に置き換わるため、省エネ効果も大きい。
・工場から高温の油が減少するため夏場の作業環境が改善される。
・製品を撹拌しつつマイクロ波加熱を行う。
・茶葉の火入れ、ゴマの焙煎等で使用される。
・茶葉の火入れの場合、通常では30分かかるがマイクロドラムでは8分で完了する。
・加熱時間が短縮されるため熱で失われるアミノ酸やビタミンCの含有率が高くなる。
・茶葉とゴマどちらも通常加熱とは異なる風味の製品が得られる。
・麦をマイクロ波焙煎し、ビールの仕込みに使用すると色合いの調整や
従来の製法とは異なった味わいの製品を作ることが可能である。
・マイクロ波のみでは材料表面の焙煎が不十分な場合にはガスバーナーの併用が可能
・スクリュータイプの連続式とバッチ式のどちらも作製可能
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セラミックス関連のマイクロ波加熱装置
セラミックス乾燥
・セラミックスハニカムを短時間で変形させずにマイクロ波で予備乾燥する。
・セラミックスは乾燥する際に縮むため外部加熱で乾燥させようとすると、
内部が乾燥しないまま外周が乾燥して縮み差で変形や割れの原因になる。
・マイクロ波と外部加熱を併用することで内部と外周を同時に乾燥させることが出来るため、
短時間で変形させずに乾燥させることが可能である。
・セラミックス表面のひび割れを防ぐために蒸気を併用して表面の乾燥を抑える場合もある。
・セラミックスハニカムの他にもパイプ、ボード等の装置実績もある。
・セラミックスの種類によってマイクロ波吸収は大きく異なるため、
マイクロ波の向き不向きは要検証となる。
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鋳物関連のマイクロ波加熱装置
接着剤やバインダの乾燥硬化時間短縮
マイクロ波の特長のひとつである「選択加熱」を活かし、
砂型の間にある接着剤の乾燥や、塗型液の乾燥で使用されます。
他にも3Dプリンタのバインダを乾燥硬化させる用途でも使用されます。
どちらも従来熱源と比較して乾燥時間が1/10に短縮されています。
砂型接着剤硬化装置、3Dプリンタバインダ硬化装置
・マイクロ波の特長である選択加熱を活かし、重ねた砂型の隙間にある接着剤を硬化させる。
・マイクロ波を吸収しやすい接着剤を使用することで、砂型本体は加熱せず、
接着剤のみを選択的に加熱させることが可能である。
・従来の外部加熱では接着剤硬化に10分以上かかっていたが、
マイクロ波を使用することで1~2分で硬化させることが可能である。
・耐荷重1000kgのローラーコンベア式加熱装置製作可能
・砂型が浮かないようにプレスしつつマイクロ波加熱可能
・金属製の箱に砂を薄く積んでバインダでパターンを描き、
積層した3Dモデルの乾燥硬化でマイクロ波が使用される。
・マイクロ波は金属製の箱の上面からのみ侵入する。
・従来加熱では金属の箱、砂、バインダの全てを加熱することになるが、
マイクロ波の場合はバインダを優先して加熱し、硬化時間を大幅に短縮できる。
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テスト装置の紹介
産業用マイクロ波加熱装置導入に向けたテスト装置
ミクロ電子は多様なテスト装置を備えており、
材料を持ち込んでいただければ実際にマイクロ波を使用した検証が可能です。
バッチ式、連続式、ドラム式等の加熱方式に加えて、
マイクロ波と熱風、蒸気等の別熱源を併用することも可能です。
テスト結果を基に適切な生産装置をご提案いたします。
バッチ式、連続式、ドラム式
小型5kWバッチ式加熱装置
・出力:0.01~5.0kW連続可変
・炉体寸法:470×470×470mm(0.1m3)
・ターンテーブル:φ400mm
・サーモカメラでマイクロ波加熱中の温度測定可能
・炉体のパネルを交換することでマイクロ波発振器の増設やサーモカメラの位置変更が可能
12kWバッチ式加熱装置
・出力0.1~12kW(3kW発振器×4台)
・炉体寸法:1000×950×850mm
・ターンテーブルφ800mm
・回転速度変更可能
・熱風120℃併用可(フル循環時150℃可)
・スタラファン有(取り外し可能)
・サーモカメラ観察可能
・出力24kW(6kW×4台)、熱風250℃併用可
・炉体上部にサーモカメラ設置可能
・マイクロ波加熱ゾーン:炉長1800×ベルト幅600mm
・開口高さ:ベルト上50mm(平ベルト or メッシュベルト)
・連続生産に近い条件での検証が可能
・出力0.1~5.0kW (連続可変)
・熱風250℃併用可
・回転速度: 2~40 r/min
・ドラム寸法:φ500×深さ400mm
・ドラム材質: SUS304
・豆やペレットと言った粒状の対象物を撹拌しつつマイクロ波加熱
・特許取得済
特許 6215498 特許 6336667
・放射温度計でマイクロ波加熱中の温度測定可能
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出展社情報
ミクロ電子株式会社
- 会社概要
-
設立:1973年5月
所在地:埼玉県川越市芳野台2-8-25(川越東部工業団地)
主要業務:マイクロ波応用設備及び周辺機器の製造・開発・販売
グループ会社:弥可羅微波設備(北京)有限公司